トレーディング日記

2003年 4月22日(火)


■日経225先物

前回の結果

今日は上昇するとほぼ確信していたが、
実際にはギャップダウンで始まった。

If 買>=8060 Then 売<=8020 は当然、約定せず。

今日こそ、30分ブレイクアウトで仕掛ければよかったのだが、
他の仕事をしていて価格の大きな動きを見逃した。

昨日、売りポジションを手仕舞ったのは正しい選択だったと思うが、
持ち越していれば今日は大きく利食いできたことになる。
もし買いポジションを持ち越していたら・・・と思うと怖くなる。

予期せぬ下落による損失を回避できたわけだが、
実際にはそうではなかった。致命的なエラーである。

昨日エントリーした日経300先物は手仕舞いの機会を逸し、
とても大きな評価損をかかえることになった。とはいえ、
こちらはレバレッジが低いのでそれほどの痛手ではない。

 

今回打った手

午前中に大幅下落に気づき、チャンスを逃したと思った。
今日は上がると読んでいたのに下がったので、
実際には負けトレードであり、すでに終わっていた。

私の内面から、「今日は手を出してはいけない」という
声が鳴り響いていたのにかかわらず、もっともしては
いけないミスである「ザラ場中の予定外エントリー」を
してしまったのである。負け続きの焦りから、
すぐにでも利益を確定してかったのだが、当然、裏目に出た。

後場が始まってから板情報を眺めていると、
下げが止まって買いの勢いが高まっているように見えたので、
7810円の時点で成行で買いエントリーを入れた。
この、「成行で買った」ことが焦りの現われであり、
10円スリップして 7820円で約定した。

マーケットはまるで、私に天罰を与えるように動く。
買い注文が通ったとたん、ズルズルと下落し、
もう二度と 7820円をつけることはなかった。
あっという間に 7800円を割り込み、
サポートラインの 7760円を難なく突破したので、
7840円で損切りを施した。私が売れば、
こんどはズルズルと上昇に転じるだろうと思ったら、
果たしてその通りになり、見事な底値売りとなった。

その後、サポートラインの 7760円で買いを入れたが
上には動かず、結局 7770円で引けた。

下値ブレイクアウト対策として、7660円をドテン基準とする。
下値ブレイクがダマシだった場合は、すぐに買い戻す。
もう前回の二の舞はこりごりだ。

次回の目論見

・もう背水の陣である。細かい損切りはせずに、利食いするまで持ち越すしかない。
 一応、サポートライン 7760円の買いなので、下値ブレイクしない限り大丈夫だろう。

・最低でも、ここ数回で損切った分を取り戻す必要がある。

・米国市場が下落してきたので、ちょっと心配だが、今日の下落は絶対に不自然だ。

<コメント>

・一番やってはいけないミス(ザラ場中の計画外エントリー)を犯してしまったので、もう後がない。死刑を宣告されても致し方ない状況である。

・私は、自分の恐怖と欲望を制することができないことに今さらながら思い知らされた。
 自分で決めたルールを守ることができず、なくてもいいはずの損失を上積みした。

 

 


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